
当店の帆布について
帆布の歴史
帆布は、細い糸を何本か撚り合わせて平織りした厚手の布のこと。
昔、船の帆に使われたので帆布と呼ばれるようになりました。
油絵用は、キャンバスの名前で呼ばれています。
弊社の取り扱い帆布
取り扱いは8号・10号・11号です。号数が少ないほど厚手になります。
帆布のカテゴリーではありませんが、79Aという生地も取り扱っています。

type-A/type-Bなどの違いについて
弊社では生地の規格(糸の太さや打ち込み本数)は同じでも生産工場(メーカー)が違うものを区別するためtype-A/type-Bなどと分けています。
どちらも国産のもので、良質なものです。生地は同じように作っても、工場が違うのでどことなくニュアンスに違いがあります。
どちらが良い悪いではありません。作品に合わせて好みの生地をお探しください。
帆布の取り扱いについて
帆布は綿なので洗うことは可能ですが、パラフィン加工など撥水加工をしているものは洗うとその効果が弱まります。
汚れた場合などは、薄めた中性洗剤をつけた柔らかい布で叩いて落とすと良いでしょう。
取り扱い帆布一覧
8号帆布バイオウォッシュtype-A/B/C
バイオウォッシュ加工とは、酵素を使って繊維をやわらかく仕上げる加工方法です。
やわらかな手触りと、ヴィンテージジーンズのようなUSED感が特徴で、独特の凹凸感があります。
厚地なので中級〜上級者向き
8号帆布バイオウォッシュは国産メーカー違いで3種ご用意しています。
10号帆布 パラフィン加工
11号より目の詰まった10号帆布に、染パラフィン樹脂加工を施しているので撥水性にも優れています。
独特の張りがあり、使い込むほど味わいを増していきます。
少々厚地なので家庭用ミシンで縫う際はゆっくり縫うのをおすすめします。
11号帆布55カラー
帆布の中で1番薄手の生地。
家庭用ミシンでもスムーズに縫えるので、初心者の方にもおすすめ。
発色の良いビタミンカラーや落ち着いた雰囲気のアースカラー、やさしい色合いのパステルカラーなど豊富に取り揃えています。
オリジナルの配色で作品に色をつけてみてください。
11号帆布ソフト
一般的な11号帆布の中でも柔らかい生地です。
糊付け等の加工をしていませんので、くたっと柔らかく扱いやすいです。
「縫っても切っても使っても気持ちがいいです!」と、とっても嬉しいメッセージを頂いています。
ベーシックなカラー展開です。
79Aパラフィン type-A/B
11号帆布より細番手の糸を使用した79号厚織生地にパラフィン(ロウ引き)加工を施されています。
独特のハリと風合いがあり、家庭用ミシンでもスムーズに縫えます。
大人向けのトーンを抑えたシックなカラーバリエーションです。
79Aパラフィンはメーカー違いで2種ご用意しています。
79A綿厚織
11号帆布より細い糸番手の79号厚織生地です。
糊付けしていますが、パラフィンはかかっていません。
糸目のそろった綺麗な面構えで、表素材から内布使いまで幅広く活躍する布地です。
可愛いくて元気の出る色目をセレクトしました。
帆布メーカー「富士金梅」
倉敷産児島杢帆布 CAMP
倉敷産の児島杢帆布。
アパレルに使用されるスウェット素材のTOP染杢糸をセルビッチ帆布規格で織り上げることにより、緻密で地厚な帆布の特徴と、杢調で天然のままの風合いを生かした素材となりました。
メンズライクなクールさと、天然素材の温かさをあわせ持ちます。